Hi there!
イギリス在住のRachです。
お元気ですか?
本日はイギリスの学生のファイナンス事情をご紹介します。
5歳から16歳が義務教育。18歳までは州立の学校に通いますが、そちらは無料です(イートン校などの私立はとても授業料が高くなります)。
18歳以上のある程度の学力を有す者は大学へと進みます。大学は一部、政府が費用を負担しますが、学生も同時に学費を払う必要があります。しかし、政府は学生に対し、費用の貸し出しをしていますので、経済的に困難な場合でも大学に進学できます。貸出金の上限は9,000GBP。これは学生が支払う上限の授業料となります(残りは政府が負担。オックスフォードやケンブリッジも含みます)。
1GBPは175円程度ですので年間160万円(ちなみに、英国での大学は前にもお話しましたが、3年間です)。
ローンの返済は対象者の年収が21,000GBPを超えた時に開始されます。21,000GBPとの差額分の9%が返済に充てられます(年収22,000GBPの場合は、年間90GBPを払うことになります)。利息もインフレに連動して課せられます。大学を卒業して30年後、ローンが残っている場合は、キャンセルされます。
しばらく前までは政府が大学の学費を全額補助できていましたので(オックスフォートやケンブリッジも含みます)その当時に比べると費用を要するようになったと英国民は思っているのかもしれません。
※学費ローンに加え、生活費も借り入れられる制度がありますが、こちらはご家庭の収入に応じるようです。ややこしいので詳細は割愛します。
本日のTOEICにまつわる問題
以下の単語の類義語はどれでしょうか。
gratitude
b.)appetite
c.)appreciation
d.)grilling
gratitudeは感謝の気持ち・・という意味です。
その他は・・
b.)食欲
c.)感謝
d.)焼くこと
≪問題の解答≫
従いまして、解答は「c.)」となります。
gratitudeは素敵な言葉ですね。引用句をご紹介します。
Melody Beattie
Melody Beattie(米国の作家)
いかがでしたか。
それではまた次回まで!
See you then!