留学先ではどんなところに住むんだろうと不安に思ってる方もいらっしゃると思います。私は学校のホームページの写真からは、部屋の綺麗さ、害虫は出ないか、エアコンが完備されているのか等は分からないためです。寮の設備やwifi事情、いいところも悪いところも事前に知っておいたら対策ができますね。
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- 寮の設備はどんな感じ?
- 寮の中にはどのような設備やサービスが整っているのか。
- wifiってちゃんと繋がるの?
- 現地での勉強や日本の家族への連絡手段にとって大切。
- フィリピンで驚いたこと
- 日本では当たり前でも海外では違うことがたくさん
- その他の宿泊施設(旅行先)
- 週末アクティビティーには選べる宿泊施設がいろいろ
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■寮の設備はどんな感じ?
私の行った学校の寮は、見た目も綺麗ですし、基本的な設備も充実していて特に困る要素はありませんでした。
1)寮の設備
3人部屋に滞在したときは、下記のような設備でした。生活するのに十分な設備がありましたし、シェアして使う分にも問題ありませんでした。
《設備一例》
机、ベッド、クローゼット、テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯カゴ、トイレ、シャワー、ベランダ
2)寮(学校)周辺の設備
プール、バスケットボールコート、イベントスペース、スナックバー、ライブラリ、自習チェック用指認証装置、ジム
3)寮でのサービス
・洗濯サービス(週2回)
・掃除サービス(平日)
■wifiってちゃんと繋がるの?
家族には事前に伝えておくべき
ほとんどの学校がwifiを完備しています。速度に関しては、早くはないのでskypeをしたときに声が途切れてしまうことや突発的に使えなくなることもよくありました。wifiが繋がらないと日本の家族や友人と連絡が取れなくなります。
連絡が途絶えても心配しないようにwifi環境が不安定であることを事前に伝えておいた方がよいかもしれません。外国にいるため、数日連絡が取れないと、相手を不安にさせてしまうかと思います。そのため、学校でwifiが使えないときは、近くのリゾートやショッピングモールなどのwifiを使っていました。
意外と普及しているwifiネットワーク
意外なことにフィリピンではスマートフォンやタブレットが普及していて至るところに無料wifiがあります。そのため、チェーンのスーパーマーケットやデパートでも無料wifiを提供しています。しかし、無料wifiはたくさんの人がアクセスしているので速度が遅くなることもしばしばです。
寮以外でインターネットを使う方法
少しでも接続環境がいいところを探すには、レストランでwifiを提供しているサインがあるところでご飯を食べて、そこでwifiを使う方法です。レストランでは、パスワードを設けているところが多く、お店のお客さんしか使えないため、比較的通信速度が安定していることがあります。
■フィリピンで驚いたこと
1)停電、断水
月に1回程度、突発的に停電や断水がありました。この2つが同時に起こることはなぜかなかったです。停電が起きても、慣れている人が多く、誰も何も反応しないです。停電して10分後に復活することもあれば30分位かかることもあります。
自然と停電して、自然と電気が戻るそんな感じです。でも、寮の電気だけでなく寮が位置するリゾート内全体で停電したときは少し怖かったです。携帯用の小さな懐中電灯があると安心です。あと、携帯のバッテリーを切らさないようにすることも大事だと思います。
断水の場合は、蛇口から水が出なかったり、トイレの水が流れなくなって、それで気づきます。これは部屋ごとにも事情が違いましたが、約1日断水状態のときもあり、そのときは、併設するリゾートのプール利用者用の水シャワーを利用しました。トイレもリゾートのものを使うか、フロアの共用トイレには、水かめがおいてあったので、その水を汲んで流していました。断水もめずらしくないので対策はされていると思います。
2)蟻がいっぱい
部屋にも自習室にも蟻がいっぱいでした。机が木製であること、キャンディの袋等のパッケージが完全に密封されてなかったりするので、未開封のお菓子でも蟻を寄せ付けるんです。勉強していても、手の上に上ってくるのは普通でした。駆除してもきりがないくらいたくさんいました。これは、諦めるしかなさそうです。
また、ルームメイトとは、虫対策のために幾つかルールを定めていました。お菓子のパッケージは外のゴミ箱に捨てる、お菓子は全て冷蔵庫で保管する等です。部屋のゴミ箱にお菓子を捨てたらゴミ箱が蟻だらけになってしまうからです。
3)電気代が高い
私の通っていた学校は、電気代が留学費用に含まれていませんでした。3人部屋だったので、3人で割った値段が徴収されていました。金額としては月にひとり1,000ペソ程でした。電気代ですので当然部屋毎に料金は異なります。私の部屋は他の部屋と比べると少し高めの電気代でした。
その理由はルームメイトに暑がりの子がいてエアコンの使用頻度が高かったからです。部屋によっては、電気代を節約したい人と考える人と少しでもよい環境で勉強をしたいという人が同居することになります。すべて自身の思い通りにするのは難しい為、早い段階で双方の要望について話し合いをしておくとよいでしょう。
■その他の宿泊施設(旅行先)
1)バンガロー
バンガローは2階建ての8人で泊まれるタイプを選びました。1泊3000ペソだったので8人で割ったら割安ですね。大人数で旅行に行く際はこのバンガロータイプがおすすめです。トイレもバンガロー毎にありますし、リゾートのルームサービスを使用できるため、フードオーダーも簡単!困ったことがあれば電話できますし、プールも目の前でした。バンガロータイプの宿泊施設は、フィリピンにたくさんありますのでグループで休日を楽しむには最適です。
Damires Hills Tierra Verde
2)ロッジ
ロッジというと木製の一軒家というイメージですが、簡素なホテルルームという印象でした。シングルベットが2つ、シャワー、トイレがついている2人部屋で600ペソ。格安ですが、蟻と羽つきの小虫がいて綺麗とは言えませんでした。タオルを多めに持っていっていたので枕とシーツの上にひいてなんとかしのぎました。値段が安いところはそれなりの質だと思いますが値段が値段なので文句は言えませんね。
Mambukal Resort
3)ホテル
留学前にセブ島に旅行したときにホテルに泊まりました。4つ星レベルのホテルだったので、設備は最高でリゾート自体もとても綺麗でした。日本からパッケージツアーで予約するといいホテルも格安で泊まれますが、観光客向けのいいホテルは、日本ほどではないですが、やはり高いです。
■この記事のまとめ
それぞれの学校によってその寮も様々だと思いますが、基本的な設備やサービスは一緒だと思います。私の学校は、洗濯もすごく綺麗に畳んで返してくれて、トラブルはありませんでした。しかし、他の学校の友人は、他の人のシャツの色落ちがうつってしまったり、衣服がなくなってしまったりということが続いたため、洗濯サービスを利用せず、自分で洗うようにしていたと言っていました。
田舎の学校を選ぶ際は、停電や断水は、起こると思っていた方がいいかもしれません。寮では先に留学に訪れている学生からいろいろな生活の知恵をもらうといいでしょう。日本にいたら想像できない生活ですが、なんだか非日常のようで楽しいですし私はすぐに慣れました。色々なことを体験することになると思いますが、それも留学生活の一部です。また、せっかくの機会なので、旅行に行った際は、仲間とコテージやロッジに泊まってみるのもおすすめです。