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留学を考える前に知っておこう!英語の語学留学と資格の関係

留学することを考えた時、さまざま目標設定が出来ることでしょう。大学生の場合だと、TOEICのスコアをアップさせて、就職活動を有利に進めたいという声が多いようです。

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また、このTOEICのスコアなどは時に留学先を決める際に大切な指標になることがあります。国内の資格の中にも、大学を卒業していなければ受験資格させ与えられないものがありますね。語学留学でも同様に一定のTOEICのスコアやIELTSのスコアを取得していないと留学が認められない学校や国あります。

このようなことがあるので、目標が明確な方ほど留学に関する下調べは、早い段階からしっかりと行っておかなければなりません。

≪本記事でご紹介する内容≫

そもそも資格ってなんのためにあるの?
あなたの勉強をサポートします。
留学と資格の関係って?
留学をするのに必要な資格がある場合も
留学する際の指標になる資格まとめ
英語検定
本記事のまとめ
資格との付き合い方

そもそも資格ってなんのためにあるの?

あなたの勉強をサポートします。

今は景気が不安定なせいか、世の中、資格志向で皆さんも資格取得に興味を持ったことが一度はあるのではないでしょうか。留学・語学学習のために資格をとってみたい!と思った人もいるかと思います。そもそも、勉強するということには終わりがありません。

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ですので、自分の能力が今どのレベルにあって、どの程度ができるのか、ということを可視化することで学習の目標や計画が立てやすくなり、挑戦する素材を自分の能力や目的に合わせて選択することができます。

可視化した能力としてあなたを支えます。

その可視化した能力を「私はこれだけのことができる!」として仕事に活かしたり、講座を受けたりすることができます。人間、外側からではその人の能力は分からないものですから、資格が代わりにあなたのことをそのレベル分だけ保証・宣伝してくれるという訳です。そのようなこともあって、資格を取得したいという意思を持つ方が増える傾向にあるようです。

留学と資格の関係って?

留学をするのに必要な資格がある場合も

留学先で使用するのは、もちろん現地の言語が中心になります。中には日本語を話す外国人の方がいるのも事実ですが、日本語だけを話して生活していくのは難しいでしょう。ある程度はその土地の言語を理解して使えるようにならないと不自由な生活を強いられることになります。

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これは留学においても同じようなことが考えられ、取得している資格が留学先や学校選びの際の指標になることがあります。大学を通して留学を申し込む場合など、推奨される資格や必要とされる資格が設定されているのは、これが理由だと思います。

資格やTOEICのスコアは留学先を選ぶ基準になる

語学学校には、初心者にも比較的通いやすい日本人学生が多い学校もあれば、生徒が多国籍で日本人学生の数が非常に少ない学校もあります。留学する国や地域、場所によっては、必要な語学力の基準を示している場合もあります。これらの基準は、学校が決まってから希望するコースを選択する際にも参考になります。

学校のパンフレットなどにはその基準値が記載されている場合もあります。不明点があれば、留学代理店の担当者に質問しながら解決していくとよいでしょう。

留学する際の指標になる資格まとめ

英語検定

公益財団法人である日本英語検定協会が主催する英語検定は言わずと知れた有名な英語の資格です。一年に三回ほど受験チャンスがあるので目標日を定めて挑戦することができます。英語検定では二級が社会生活に必要な英語を理解することができる、準一級が社会生活に必要な英語を十分に理解することができる、というレベルになっていて、二級から海外留学を考えるレベルであるとされています。

また、語学学校ではなく、現地の大学への留学を考えている人は英検留学というシステムもあります。自分が該当するのか、自分の興味のある大学が対象なのか調べてみてもいいかもしれません。

TOEIC

TOEICは世界共通の英語のテストです。TOEICの特徴として、合否ではなくスコアで評価されることから、資格とは言えないかもしれませんが、現在では英語力の判断基準として様々なところで取り入れられています。TOEICテストは、10点から990点までのスコアで評価されるのが特徴です。現在の英語能力を数値(点数)で把握し、目標とするスコアを設定したりすることができます。試験がリスニングとリーディングに特化されている点も大きな特徴です。

単に語学留学する場合は、特にこれといった指標はないようですが(自分で通う現地のクラスや学校を選べばいい話なので)、最低でも450点ほどあれば問題ないという声もあります。しかしながら、近年キッズ留学や親子留学も人気を集めており、TOEICのスコアが低い方でも安心して受講できるコースはあるようです。

TOEFL

TOEFLテストは、世界で多くの受験者に利用されている英語を母語としない人々を対象に実施されている国際基準の英語能力測定試験です。TOEFLテストスコアは、世界130か国、9,000以上の大学・短大、その他機関で活用されており、これまでに約3,000万人以上の方が受験しています。現在日本ではTOEFL iBT(インターネット版TOEFLテスト)を中心に実施していて、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの能力を測定します。TOEFL iBTは大学での海外留学の指標にもなっているそうです。

その他

IELTS

International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、海外留学や研修などのために英語力を測定したり、イギリス、オーストラリア、カナダなどといった国に海外移住を申請したりする際に最適な試験として注目されています。先に述べた国々の多くの高等教育機関で認められ、アメリカでも TOEFLに代わる試験として入学審査の際に採用する教育機関が増えており、その数は3,000を超えていると言われています。

TEAP

TEAP(ティープ)とは、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックシーンでの英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなど)をより正確に測定するテストです。学習に必要な技能測定が中心と言えそうです。テスト形式はリーディング・ライティング・スピーキング・リスニングとなっています。

本記事のまとめ

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資格との付き合い方

資格取得というのは、その試験日において、あなたの語学力がそのレベルに達していたという話であって、「資格が取れた!」「高いスコアが出た!」といって満足して英語学習を止めてしまうと、その能力はどんどん衰えていきます。また、あくまでも資格は目安ですので、実際に留学先の生活に身を置いて自分が英語を使いこなせるかどうか、というのはまた別の問題です。資格を目標にして学習することは、目標が明確になるという点では確かに有効ですし、資格がなければ留学できない場合があるのも事実です。資格やスコアにこだわり過ぎず、継続的に英語学習を続けることが使える英語を身に着けるのに大切なことになります。

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