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文法(Grammar)

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映画「マトリックス」から学ぶ英文法|電話回線の混雑を表現する

英語を勉強することは、時に大変なことです。そこで、少しでも楽しく勉強するために、映画の中からフレーズを学びましょう。一つの映画から、5~7程度のフレーズを抜粋、紹介します!

記念すべき最初の映画は、「マトリックス」。名前と、あの反り返るアクションだけならば誰でも知っているような作品ですが、あなたは実際に見たことがありますか?

MATRIXイメージ

マトリックスの主人公、ネオは、いつものようにパソコンの前で眠りこけていると、パソコンに「起きろ」と言われるのです。パソコンと話すなんて非現実的な出来事に、彼は思わずたじろいでしまいますが、そこから彼が暮らしてきた世界、信じてきたもの、すべてがひっくり返るような大事件に巻き込まれていくのです。

今回紹介するフレーズは、映画の冒頭で謎めいた二人組が電話をするところから。こんなフレーズです。

[Today’s phrase]

Are you sure this line is clear?

「この回線、大丈夫だろうな?」とでも訳されるこのフレーズで重要なのは主に2点。一つは、be sure (that)…で、「…であることが確かであると思う・確信している」の意味になること。もう一つは、電話の回線のことをlineと言うということです。ちなみに、電話の回線が混雑している、は “This line is busy.”となります。

clearというのは「きれいな」や「純粋な」「透明な」という意味ですが、ここでは「盗聴とかされていないだろうな」という意味を込めて使われています。実際には、この時も”マトリックス”は全てを見ていたのですけれど……。

[Today’s question]

次の文章を訳してみましょう。

– Sorry, she is on another line now. May I have a message for her?”

on another lineの意味について考えてみましょう。「他の電話回線上である」という直訳から察すると答えが見えてきますね。

【翻訳例】
申し訳ありません、彼女はただ今別の電話に出ておりまして、伝言があればお承り致しますが。

状況は、会社などに電話をかけたものの、話し相手が別の電話に出ている、といったところです。道端で見つけたので話しかけようとしたが電話をしていた、という場合は、単にmake a callなどを進行形で使います。

今日はこの辺で!

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