語学留学や海外での勉強に興味を持ち、関連資料を取り寄せてみたり、たくさんのホームページをチェックしたけど、どうしても「あと一歩」が踏み出せない方も少なくありません。
理由はひとによっても異なりますが、中には海外へ行った経験がないので、短期はもちろん、中長期の滞在が不安だという意見もあります。

《本記事でご紹介する内容》

実体験することによって不安を克服する

お試しで行けるほど海外は身近

海外を生身で感じることの重要性

同じアジア人なのに複数言語が当たり前

本記事のまとめ

経験は自信への糧になる

■実体験することによって不安を克服する

≪お試しで行けるほど海外は身近≫

・１万円代で実現できることも

「海外へ行ったことがない」という理由だけが留学を躊躇させる理由なら、ハワイでも韓国でもいいので、身近で安価な海外旅行を経験するとよいでしょう。近場の韓国なら１万～３万程度の安価な費用で訪れることができます。これくらいの費用であれば、学生さんも短期のアルバイトなどで予算を用意することが出来ますね。

■海外を生身で感じることの重要性

≪同じアジア人なのに複数言語が当たり前≫

・留学の準備なら見るべきものをしっかりと見よう！

留学であれ、旅行であれ、海外を自分の目で見て体験するのは貴重な経験になることでしょう。しかし、海外留学を果たす為にトライアルで海外を訪れるのですから、ただ観光地やリゾート地を巡るのは勿体ないです。もちろん、こういった体験から海外に対するイメージが大きく変わることもあるので、それはそれで大切です。しかしながら、将来的に海外で仕事をしたい、グローバルに活躍したいなどと考えているなら、見るべきところがたくさんあります。

・文化融合や日本企業の実態

その国の人たちが外国人とどのように接しているのか、海外に進出している企業がどのような活動を行い、現地の方たちと結びついているのか、これらについて見て感じることは非常に貴重な経験になります。

・多言語を扱うのは珍しいことではない

テレビの報道番組でしばしば海外での外国人誘致のシーンが報道されることがあります。特に韓国などは外国人誘致に対して積極的な姿勢を見せており、一例を挙げると中国人の誘致による効果だけで数千億のお金を動かしています。

そして、その積極的な姿勢は英語とも深い関係性があります。それは、フィリピン留学を果たせばすぐに感じることになりますが、留学生の多くが韓国人になります。韓国では就職するのに一定の語学力を必要とする企業も多く、それらの企業への就職を目指す学生は必然的に英語を学ばなければなりません。そんな環境で育っていることもあってか、フィリピンで出会う韓国人学生の多くが、はじめから一定のスピーキング力を持っています。TOEICのスコアは自分と変わらないのに、一方はスピーキングが出来るという状況に不思議な感覚を抱くことでしょう。

・日本の現状

有名な観光地や外国人が多く訪れる場所では、看板やガイドマップを多言語させ、店内のアナウンスも英語や中国語で流すなどの対応をしているところも多くあります。しかしながら、対人で海外の顧客対応をこなすスタッフは隣国の韓国と比較しても遥かに少ない状況です。

観光で日本を訪れる外国人へのアンケートでは、日本人の親切さや気遣いに対して称賛の声を寄せる一方で言葉が障壁となって満足なサービスを受けることが出来なかったと答えているようです。

交通をはじめ整備されたインフラ、清潔で安全な環境、人に対する心遣いを持った国民性、ここに語学力が加われば、日本を訪れる外国人の数はもっと増えるのではないでしょうか。
日本を訪れる外国人の話を少しだけしましたが、これだけでも日本人が語学力を併せ持つことの可能性やチャンスについて想像力を掻き立てられた方もいるのではないでしょうか。

■本記事のまとめ

≪経験は自信への糧になる≫

海外を訪れた経験がないということが留学に対するハードルになっているなら、まずは海外を訪れてみるとよい。そうすれば、見える世界が大きく広がるかもしれないし、もしかしたら、自分には出来ないという判断になるかもしれない。答えを出せないまま悩み続けるのは、とても苦しいことです。

また日本人の語学力向上を願っているのは日本人だけではないということにも気付いていただけたと思います。年々、訪日外国人の数も増加しており、日頃から外国人を目にしたり接したりする機会も増えてきたのではないでしょうか。もし、あなたが外国人の多く訪れる駅の駅員さんになったら、一日に何度、英語で道を聞かれるでしょうか。ホテルだったら、レストランだったらどうでしょうか。

語学力の必要性を感じて、スキルアップを図る為に留学を真剣に検討しているなら、一歩でも前に進むきっかけを自分から掴みに行くアクションを起こしましょう。

⇒海外へ一歩出るのに必要な予算をチェックしてみよう！