スキューバダイビングとは呼吸のためのタンクを身につけて潜水するマリンスポーツです。地上とは異なる水中という別世界で、美しい海の光景、日常は見られない生き物との出会い、水中を泳ぐ浮遊感を楽しむことができるなど、たくさんの魅力があります。

フィリピンはアジアでも有数のダイビングスポットであり、常夏の空の下、最高の海で日常を忘れて開放的に楽しむことができる「ダイビングの楽園」です。セブ島や近隣の島々には留学中に行くことができるダイビングスポットがあります。ここでは、フィリピンの有名ダイビングスポットをご紹介します。

■マクタン島

＜セブ島近くの定番ダイビングスポット＞

（出典：4travel）

セブ島の東にあるマクタン島には多数のダイビングポイントがあり、セブ島を訪れる人には定番のエリアです。流れが少なく比較的簡単にダイビングができるため、初心者の方でも気軽に楽しめます。水中は透明度が高く、サンゴの綺麗な姿がダイバーの心を癒します。観測できる魚の数が豊富であり、カラフルな熱帯魚の群れやヤッコエイといった珍しい魚にも出会えるかも。日本人が経営するダイビングショップが多い点も安心です。

■ボホール島

＜迫力満点の魚群スポットを味わえる＞

（出典：4travel）

マクタン島と同じく、セブ島の東にあるのが「チョコレートヒル」でも有名なボホール島です。水温、透明度ともに高く、年中ダイバーを待ち受けるベストコンディションの海が特徴。周辺のバリカサグ島ではギンガメアジのトルネード、バラクーダの大群などのダイナミックな光景とアオウミガメの穏やかな姿などバリエーション豊かに楽しむことができます。潮の流れに乗って水中を移動するドリフトダイブというスタイルを体験できるスポットもあり迫力満点。

■リロアン

＜ジンベイザメと一緒に泳げるオスロブに近い優雅なリゾート＞

（出典：4travel）

セブ島の最南端にあるプレミアムリゾート地であるリロアンは、小さな生物をじっくり探して観察したいマクロ派の方におすすめのスポットです。写真を撮ったり、地形を楽しむなどのゆったりダイブに適したポイントが点在しています。ジンベイザメと出会える有名スポットのオスロブにも近く、合わせて巡るのもおすすめです。

■スミロン島

＜ホワイトサンドと色鮮やかな魚が織り成す美観＞

（出典：4travel）

スミロン島はセブ島からは桟橋で移動することができ、セブ市街からも車で約2時間半の距離にあります。ホワイトサンドが広がるビーチに近いポイントでは、サンゴ礁の周りを泳ぐ色鮮やかな魚たちに出会えて女性ダイバーに人気です。自然保護区に指定されたエリアもあり、たくさんの種類の魚たちが生息する点が魅力。

■ダイビングでさらなる未知の世界へ飛び込もう！

＜世界を知るということも、またひとつの勉強である＞

日常を離れて未知の世界に飛び込み、新たな光景に出会える。そうした経験を味わえる点で留学とダイビングは共通しているといえます。日本には無い美しいフィリピンの海でスキューバダイビングを体験してみてはいかがでしょうか？スキューバダイビングにもさまざまなタイプが存在し、ライセンスがなくても参加できる初心者向けのコースもあります。中には留学後に滞在期間を延長し、ダイビングのライセンスを取得して帰る学生さんもいます。学校によっては、ライセンス取得とセットの留学プランを提供している学校もあります。