フィリピンに来て驚くことのひとつが電化製品が高価である点です。
先進国の型落ち品や地元のローカル企業の商品が安価に手に入りそうなものですが、ある程度のクオリティーを求めると日本で購入するよりも高いことがあります。
デジタルカメラ
スマートフォンの普及により日本では安価だが
旅行ではありませんが、せっかく海外へ来ているのだからしっかりと写真を撮って思い出として残したいと考えるものです。また長い時間過ごす大切なクラスメイトとの思い出も形にして残したいですね。
しかしながら現地では日本の型落ちカメラが5万円以上で販売されていることもあります。そもそも日本で安価に販売されているカメラも定価は高価なのです。価格競争の影響で販売価格を下げているだけに過ぎず、その商品を海外で販売するとなると輸送費や税金も加わり安価に販売できないのです。
パソコン
日本で存在感を示すNEC・東芝・DELLの認知は低い?
留学生で現地に来てパソコンを購入しようと考える方は限りなく少ないかもしれません。しかしながら、持ってきたパソコンが何かしらの原因により故障してしまった場合、そして、どうしてもパソコンがないと学習に影響を与えてしまうという方もいると思います。
また社会人留学も増えてパソコンの使用に関する問合せも増えています。デジタルカメラ同様に日本製の型落ちのノートPCが10万以上という高価な価格で販売されています。さらに運よく購入したいPCが見つかったとしてもOS等が海外の仕様になっており、使えないということもあるでしょう。
HP・acerの認知が高い
パソコンを持参する際の一つの判断材料にしていただきたいのですが、日本で有名であっても現地での認知が低いということはその製品を販売する業者も少なく当然修理できる業者も少ないということになります。
実例:セブ島で日本製のデスクトップパソコンを修理
変圧器の使用を忘れ電源プラグを直接220Vのコンセントに繋いでしまい、破裂音とともに電源プラグを焦がしてしまったことがあります。セブ島では有名なITパーク内に修理のサポートを行っている企業があるのですが、部品の取り寄せに1週間、そして作業できるスタッフが限られている為、さらに1週間の計2週間を要しました。
ビジネスの場合はここまで待つことが出来ないと思います。デスクトップパソコンの例ではありますがノートパソコンであっても同様に長い時間を要したことでしょう。
まとめ
フィリピンでは電化製品を安価に購入することは難しい。また日本とは異なる市場である為、選択肢があるなら現地で認知度の高い製品を選んだ方がトラブルの際に早く解決できることがある。