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観光VISA(査証)の延長費用と注意事項

フィリピンに語学留学で滞在する場合には観光ビザで滞在が可能です。そしてこの観光ビザは日本で取得などの申請を行う必要はなく入国と同時に30日間のビザが与えられます。

出国イメージ

以前にフィリピンを訪れた方や始めてフィリピンを訪れる方の中には驚かれる方もいらっしゃいますが、2013年8月1日より日本人がビザなし渡航での滞在可能日数が30日間になった為です。そして、留学期間を5週以上で申し込む方はビザの延長手続きが必要になります。

4週間の留学なのにビザの延長が必要な場合がある

ここで注意しなければならないのは留学期間が4週の方でも延長しなければならない場合があるという点です。それは入学期間より先に入国している場合と卒業後もフィリピンに滞在して観光地を楽しむというようなスケジュールを考えている方です。つまり留学期間ではなく滞在期間が対象になるというところが注意点になります。

フィリピン留学時に観光ビザ(30日)を取得する条件

・パスポートの残余期間が、滞在日数+半年(6ヶ月)以上
・往復航空券、もしくはフィリピン以外の国への出国航空券を所持している

長期で留学をされる方や現地で留学期間を延長して31日以上滞在する場合は、この観光ビザを現地で延長しながら滞在します。学校によってはスタッフの方が付き添ってくれる場合もありますし、代行のサービスを用意している学校もあります。有料・無料は学校により異なりますが概ね数百ペソ。日本円で500円~2,000円程度だと思います。

また延長のタイミングはしっかりと検討する必要があります。実はこのビザ、出国してしまうと無効になってしまいます。例えば2日に日本に一時帰国する予定があるのに1日にビザを延長した場合は1日限りのビザということになってしまいます。それなら1日に一時帰国するようにスケジュールを調整した方がよいでしょう。

観光ビザの延長費用

延長回数 延長費用 滞在可能日数 滞在可能週
1回目 3,140ペソ 初日から計算して59日間滞在可能 8週
2回目 4,410ペソ 初日から計算して89日間滞在可能 12週
3回目 2,440ペソ 初日から計算して119日間滞在可能 16週
4回目 2,440ペソ 初日から計算して149日間滞在可能 20週
5回目 2,440ペソ 初日から計算して179日間滞在可能 24週

留学の際に授業料を事前に支払いますが、ビザの延長費用等は含まれていません。最低限のコストで留学をするということで所持金も最低限しか持参しない学生の方がいらっしゃいますが、ビザの延長費用は別途必要になりますのでご注意ください。

出国時に空港でビザに関する質問を受けたら

どのような基準で出国者や入国者に質問をしているのは分かりませんが、稀に「31日を越えて滞在する場合はビザが必要になります。どうしますか。」と質問されることがあります。初めて海外を経験される方はどのように回答すればいいのか戸惑うと思います。そんな時は「31日が過ぎる前にフィリピンで延長手続きを行う予定です。」と答えれば問題ありません。

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