社会人の海外留学
個人だけでなく企業研修も増加傾向
最近特に増加傾向にあるのが社会人留学です。日本企業のグローバル化に伴い、英語(語学力)が求められるようになっているという背景があります。オンラインショッピングサイトの運用でも有名な楽天は社内の公用語を英語にしているという報道も注目を集めました。
留学と聞くと長期間と考えてしまう方もいますが、学校によっては最短1週間から留学を受け入れているところもあります。過去に英語を学んでいて再開を考えている方、またある程度、日本の語学学校で経験を積んで本格的にスキルアップを考えている方が留学をされているようです。一方で会社を退職して自身のキャリアップを考えて語学留学をされる方もいます。フィリピン留学はコストが安価である為、差ほど大きな貯蓄がなくてもチャレンジすることが可能です。
社会人は現地でうまく打ち解けられるのか?
一部の方は学生との年齢差を懸念される方もいます。しかし目的が同じということから学校では一体感があり、先に留学している日本人がいろいろとサポートしてくれることが多いです。さらに現地では年齢より国籍で区分けされることが多いという話はよく聞きます。留学生には好奇心が強い方も多く積極的に話しかけてきます。特に台湾人は親日感情を持っており性格も温厚です。うまく付き合うことによって学校以外の時間でも語学力を上達させることが可能です。
広がる国際結婚の波
また、違った視点で気になる数値があります。厚生労働省の調査によると、平成24年の時点で約5%のカップルが国際結婚をしているようです。20組に1組が国際結婚と考えるともはや他人事ではありません。
本記事のまとめ
語学留学によって語学力が上達するのはもちろんですが、異国の文化を知るよい機会になります。1ヶ国でも異国の文化を学ぶことによって、きっと視野は大きく広がると思います。コツコツ仕事帰りに、毎日1時間のレッスンも悪くありませんが「習うより慣れよ」という考えも大切だと思います。一定期間集中して学び、そして学んだことを試す場が身近にある海外留学はきっと語学力の上達に繋がることでしょう。