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大噴火が生んだ美しい湖と世界中のダイバー憧れの地

フィリピンと言えば美しい海と砂浜が有名ですが、大自然が作り出した絶景スポットが数多く存在します。その情景は決して人の手によっては作ることができない神秘的な美しさを持っており、一度は訪れたい気持ちにさせる魅力に溢れています。ここでは、フィリピンの有名絶景スポットを2つご紹介します。

ピナツボ山
20世紀最大級の大噴火が残した美しい湖
パラワン島
フィリピン最後の秘境!ダイバー憧れの地
究極の絶景に出会うには、アクティビティに参加しよう!
本物を楽しむなら時間をかけてでも最高の場所を選ぶべき!

■ピナツボ山

<大噴火の跡地にある美しき湖>

ピナツボ山

フィリピンのことをあまり知らなくても、この山の名前に聞き覚えがある方はいらっしゃるでしょう。ピナツボ山は20世紀最大規模の大噴火を起こした火山です。1991年の噴火以前には1745mあった標高が噴火後に1486mまで低くなり、被害者総数120万人にも達しました。この噴火がいかに大きなものであったかが感じられます。

噴火が終息した後に噴火口のカルデラに湖ができトレッキングスポットとして人気のアクティビティになっています。エメラルドブルーの湖面は、火山がもたらした被害や社会的影響を忘れさせるかのような美しさです。天気が良ければボートで湖の奥まで進むことができます。水温は今では手で触れることができますが、場所によっては高温になっており泳ぐことは禁止されています。

ピナツボ山へ行くにはトレッキングツアーへ申し込むのが一般的です。アンヘレス地区や、ターラックからはピナツボ山までは車で2~3時間かかります。山のふもとで入山申込を行ない、登山口まではガイド付きのジープで1時間ほどゴツゴツした道や砂地を走ります。ワイルドな道を4WDで走り抜けるスリルもこのツアーの醍醐味。

登山口に着いた後は、湖にたどり着くまでには30分ほど山道を歩くことになります。段差があり滑りやすい道を行きながら小さな川を多く渡りますので、トレッキングが可能なスポーツサンダルやリュックの準備は最低限必要です。※6~10月は雨期による増水のためツアーは実施されていません。

■パラワン島

<ワンランク上の非日常を味わえるリゾート絶景>

パラワン

パラワン島はフィリピン南西部にあり1,788の島々を所有し、フィリピンで最も豊かな観光資源に恵まれた地域と言われます。“フィリピン最後の秘境”と呼ばれるエル二ドをはじめ、アプリット、ディマクヤ、パマリカンなどのリゾート地が存在しています。隠れ家リゾートとして人気を博しており、世界中のダイバーの憧れの地でもあります。

島内は熱帯雨林・密林に覆われた地帯が大半を占めており、エコツーリズムの対象地として生態系が守られています。現代的なインフラが足りていない面がありますが、自然アトラクションの豊富さが魅力です。メインスポットであるプエルト・プリンセサ地底河川国立公園では、ボートに乗って世界最長の地底河川を体験することができます。一日の入場者数を制限しているため予約が必須です。

ホンダ湾ではいくつかの小島を渡り行くアイランドホッピングが人気で、シュノーケリングやダイビングで透明度抜群の海と美しいサンゴや魚との出会いを楽しむことができます。プエルト・プリンセサの市街地に比較的近く、プレミアムリゾートのエルニドよりも手軽に行くことができます。

パラワン島は島全体が高級リゾートと言われ、宿泊はコテージタイプのものがメインとなり、他のリゾート地よりは費用が高くなる傾向がありますが、プレミアムな体験を通してとても高い満足度が得られます。旅行口コミサイトの「トリップアドバイザー」でパラワンのホテル1位を獲得しているホテル「アマンプロ」は9割以上の投稿者が“とても良い”の評価を付けています。パラワン島は絶景と極上リゾートの両方を求める方におすすめのスポットです。

■究極の絶景に出会うには、アクティビティに参加しよう!

四方を海に囲まれたフィリピンの島々では、ビーチの景色だけでも満足できてしまうのですが、なかなか見ることができない究極の絶景を見るには、ダイビングやトレッキングなどのアクティビティに参加することをおすすめします。

マニラやセブなどの主要エリアから離れる場合が多く交通面で不便があり、目的地によっては体力面も求められますが、苦労した分だけ絶景に出会えた瞬間の感動は大きいものとなるでしょう。

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