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映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」から学ぶ英文法|比較級・最上級のイレギュラーな形

引き続き、パイレーツ・オブ・カリビアンで英語を勉強していきましょう。

なんとか町に上陸したジャック・スパロウですが、色々な不運もあって警備隊に捕まってしまいます。彼に対して、ある人物が放った言葉が次のフレーズです。

パイレーツオブカリビアンイメージ(出典:Walt Disney Pictures)

[Today’s phrase]

– You are without doubt the worst pirate I’ve ever heard of.

without doubt(間違いなく)や、hear of(聞き及ぶ)など、重要なイディオムも多いのですが、ここで最も重要なのはthe worst pirate(最悪の海賊)といった部分でしょう。いわゆる、最上級表現です。

比較級は、例えば「私は彼よりも年上である」を I’m older than him.などとするような表現のことですが、ここでは最上級の表現となっています。最上級の表現のためには、形容詞や副詞に”-est”を付けることで、まずその形容詞が最上級表現となります(oldがoldestになるなど)が、例外が二つあります。

一つには、good、well、bad、farなど、一部の形容詞は比較級と最上級に個別のスペルが用意されていることです。

もう一つの例外は、長い単語にはmoreやmostなどを付けることで、単語自体を変化させないというものです。「もっとも美しい」は、most beautifulですね。

この、「長い単語」というのは、具体的には音節が3つ以上ある単語であると言われています。例えばbeautifulは、beau/ti/fulといった具合に音節を分けることが可能ですね。比較級、最上級については、深く説明すると非常に長くなってしまうのですが、これも英語を学ぶ上では避けて通れない文法なので、不安がある人は早めに復習しておきましょう。

[Today’s question]

それぞれの固有の比較級・最上級表現を調べてみましょう。

good、well、bad、far

それぞれ、単に-erや-estを付けるだけではない、固有の形を持っていますが、基本的に特別な形があるのはこの四種類程度で、あとはほぼ活躍の場面が無いと言ってよいでしょう。そのため、この四つだけでも覚えておきましょう。

正解とそれぞれの意味は、以下のようになります。

good – better – best(形容詞・良い)
well – better – best(副詞・良く)
bad – worse – worst(形容詞・悪い)
far- farther (further) – farthest(副詞・遠い)

今日はこの辺で!

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